【業務外の病気による休職】
<事案の概要>
ある従業員さんは、業務上の交通事故を短期間に複数回起こしました。業務上のミスもあったため、会社は、その従業員さんに病院での診察を促しました。すると、「抑うつ状態」という診断名で、「就業不可能であって自宅療養が必要」との診断書が出ました。そこで、会社側は、就業規則に基づいて、6か月の休職処分としました。従業員さんは当初、勤務は続けたいというお気持ちということでした。会社側からは、休職制度の仕組みと、復職の条件と手続きについて、詳しく説明しました。
休職期間満了前に、就業できる旨の診断書が提出されるか待ちましたが、結局、復職届と診断書は提出されず、従業員さんから退職したい旨の電話があり、自主退職という扱いになりました。
<ポイント>
・休職制度の利用
・休職期間中の取り扱い,復職の条件とその手続き説明