ストレスチェックが中小でも義務化
年1回のストレスチェックは,2015年から従業員50人以上の事業所を対象に義務付けられましたが,政府は14日,従業員50人未満の事業所でも義務化するとの内容を織り込んだ労働安全衛生法の改正案を閣議決定しました。今国会で成立すれば,公布から3年以内に施行される予定です。
年1回のストレスチェックは,2015年から従業員50人以上の事業所を対象に義務付けられましたが,政府は14日,従業員50人未満の事業所でも義務化するとの内容を織り込んだ労働安全衛生法の改正案を閣議決定しました。今国会で成立すれば,公布から3年以内に施行される予定です。
今年の春闘は12日に大手企業の集中回答日を迎え,業績に停滞感のある中での各社の回答が注目されました。経営側からは昨年並みの高水準の回答が相次ぎましたが,他方で満額回答が相次いだ昨年とは異なり,要求額が下回る例も目立ちました。
ナラハ所属の弁護士市ノ木山が実行委員長となり、令和6年度奈良商工会議所青年部2月第一例会(全体事業)「第6回地域未来プロジェクト~ならism~」を学園前ホール、西部公民館で開催しました。この全体事業では「NARAしってかたろう」をテーマに、高校生、公務員、奈良YEGメンバーなど立場の異なる参加者が、奈良をより良くするという1つの目標に向かって熱く意見を交わしました。
開会式では、学生たちの交流のきっかけになればとの思いから参加学校の紹介を行いました。その後、ヒト・モノ・シゴトという3つテーマに分かれてディスカッションを行い、閉会式では、各グループの代表者に奈良をより良くするために考えたアイデアを発表してもらいました。
学生の純粋で、斬新な発想、着眼点を聞くことで、公務員、奈良YEGメンバーが新たな気付きを得る貴重な機会となりました。
2025年2月末、内閣府は、2024年度の「企業行動に関するアンケート調査」の結果を公表しました。
今後3年間(2025年度〜2027年度)に従業員を増やすと回答した上場企業は75.2%で、過去2番目の高さとなりました(過去最高は、2023年度の75.8%)。
また、設備投資を今後3年間で増やすと回答した企業は75.8%となり、こちらも高い水準となりました(2023年度は75.9%であり、過去2番目の高さでした)。
スタートアップなど資産を持たない企業の資金調達の機会を広げることも含め、企業活動の促進に繋げるべく、政府は、2025年3月7日、不動産などだけでなく、在庫や生産設備、また将来回収を予定している代金などの売掛債権も融資の際の担保にできることを定めた新法案を閣議決定しました。
企業が動産や売掛金などの債権を担保にすること(譲渡担保)は実際に利用されているものの、判例などによってルール形成されており、民法にも明文化されていませんでした。このため、どうしても土地や建物などの不動産を担保にしたり、個人保証、経営者保証に頼る場面が多く、「融資のハードルが高い」と言われてきました。
この状況を打開し、企業活動、事業拡大を促進するために、政府は、今国会での成立を目指すとのことです。
当事務所が毎月発行しておりますニュースレター「会社と相続ニュース No.36(2025年3月号)」をアップしました。
https://kigyouhoumu-naraha-law.jp/wp/?p=1272
過去に発行した分も,あわせて掲載しておりますので,ぜひご一読ください。
https://kigyouhoumu-naraha-law.jp/wp/?cat=13
先日、スタートアップの企業様に対して、法務の基礎知識、気を付けたい点をお話しする機会をいただきました。
この内容は、起業予定、起業したばかりであるか否かを問わず重要なポイントを含むと思いましたので、今回、簡単にご紹介させていただきたいと思います。
「契約書を交わす時に、中身をよく読んでいなかった。」
日々の多忙な業務の中では、やむを得ない面もあるでしょう。しかし、認識していた期限に支払いがない、想定していなかった発注を受けるなど、困った状況に陥ることも少なくありません。
契約書の意味と重要性をしっかり意識し、トラブルに対応できる、トラブルを最小限にするための契約を検討し、締結しておくことが求められます。
大きく分けて、会社と従業員の間のトラブル、従業員同士のトラブルが考えられます。
会社のニーズと従業員の思いが合わないとき、トラブルが発生します。会社内に懸念材料があると、会社の業績にも悪影響が生じます。従業員同士でトラブルがある場合も、同様です。加えて、職場環境も悪くなり、他の従業員も含めてパフォーマンスが低下します。
会社の成長のためには、困った事態にどう対処したらいいか、日頃から意識し、対策、マニュアル等を用意しておくことが重要です。
取り上げられるようになって久しい「カスタマーハラスメント」への対策を、会社に求める声は大きいです。従業員を守ることは、会社のブランド力向上、従業員の信頼確保に繋がります。
顧客からの不当なクレーム等に対応するための社内研修を実施したり、対応フローを準備しておくことは、現代の会社に欠かすことはできません。
企業様におかれましては、上記の困った事態に備えるために、下記のことにご留意いただきたく思います。
会社におけるトラブルへの対応方法をまとめた書籍を読むことには一定の意義があります。しかし、事案、状況は千差万別であり、ご自身が今置かれている状況にぴたりとあてはまることは稀です。情報といえばインターネット上に様々なものがありますが、信じるに足るか、その判断に困ることもあるでしょう。法律や裁判に関する記事を新聞や雑誌で読むということも一つの手ではありますが、ご自身の欲しい情報がすぐに得られるかという点では、心もとないでしょう。
「何かおかしいのではないか?」と思ったときに、専門家に相談してアドバイスを受けることが最も効果的です。特に問題でない、ということであればそれで解決しますし、もし問題があれば、適切な対応方法を知ることができるでしょう。
「おかしいのではないか?」「どうしたらいいのか?」という疑問が出てきたとき、ぜひ一度、お話をお聞かせいただければと思います。
一見して法律問題でなくても構いません。お話を聞いていると、意外な盲点が見つかることもよくあります。問題点を把握し、対応方法をお伝えすることで、企業様と共に、リーガルマインドをさらに高めていくことができますと幸いです。
3年ほど前、元大阪フィルハーモニー交響楽団のコントラバシスト、石井先生と出逢いました。テレビで見ていた人に習うなんて不思議な気分。月1回レッスンに通うようになりました。石井先生は、アマチュアが弾かないような曲を次から次へと課題に! 「ひえー」と汗をかきながら、必死にくらいついています。毎朝わずか15分ですが、欠かさず練習。去年くらいからかしら。奈良交響楽団(藤木が所属するオーケストラです。)のメンバーから、「最近、音が大きく、とおるようになったね」と言われることが増えてきました。コントラバスは藤木以外にもメンバーがいるのに、違いが分かるようなのです。うれしい! そうなんです。藤木の音、かわったんです。プロに習うと、「そうだったのか」とか「もっと、早くしりたかった」とか目からうろこのTipsを教えてもらえる。実際に目の前で弾いてもらうと、イメージが分かる。一つ一つが数珠の指導なのです。つい先週のレッスンでも、「(藤木は)弓の毛、強く張りすぎやで」と。「え! そんなにゆるくていいんですね」。いやー、ゆるいと、弾きやすいではないですか。もっと、早く知りたかった! 師匠と対面でリアルに学ぶと、期待を超える気付きがいっぱいで、幸せです!
奈良市長は,25日の定例記者会見で,市職員の多様な働き方を推進するためフレックスタイム制を4月1日から導入すると発表しました。奈良市によると,県内市町村で初めての導入とのことです。
今年の春闘で,大企業の労働組合による経営側への賃上げ要求が本格化し,基本給を底上げするベースアップ要求は昨年に続き,高水準となりました。今後,中小企業への波及が注目されます。
物価を考慮した「実質賃金」は前年比0.2%減となりました。物価の伸びに賃上げが追いつかず,3年連続のマイナスです。マイナス幅は2023年の2.5%減からは縮小しています。
〒631-0824 奈良市西大寺南町8番33号 奈良商工会議所会館1階
TEL 0742-81-3323
FAX 0742-81-3324
近鉄「大和西大寺駅」南側より徒歩3分。
近鉄「大和西大寺駅」の中央改札口を出て、右方向(南側)に進み、地上まで降ります。
バスロータリーから南に向かって直進し、一つ目の信号を越えた左手に「奈良商工会議所会館」のビルがあります。
その1階に弁護士法人ナラハ奈良法律事務所があります。
阪奈道路(高架下)から「菅原東」の交差点を曲がり、「大和西大寺駅」方面(北側)に向かって道なりに進みます。
「大和西大寺駅」南側のバスロータリーより一つ手前の信号の右手に「奈良商工会議所会館」のビルがあります。
その1階に弁護士法人ナラハ奈良法律事務所があります。
《駐車場について》
ビルの来館者用駐車場に空きがあれば無料でご利用いただけますが、空きがない場合は周辺のコインパーキングをご利用ください。